小学生でピアノを始める場合 どんな注意が必要ですか?

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

幼時から始めることが多いピアノレッスン。

最近では、一人で通える、ということで

小学校2年生くらいから始める生徒さんも多いです。

ランドセル

 

小学生スタートの方について、幼児からスタートした時とは別の注意チェックポイントについて取り上げます。

 

1)入会後半年までで「練習の習慣」をつける

 練習の習慣をつける話は、幼児の入会でも同じことをいうのですが大きな違いは小学生からは「学校の宿題」をどうするかという問題があるということです。

 要領が悪く、宿題にかかるまでに時間を使ってしまう子、体力がまだついていなくて、疲れてお昼寝してしまう子、などは要注意です。

 最初は大変ですが、どなたでもいいので大人が一緒に練習についてあげてください。(パパが自営でご自宅にいればパパ、同居のおじいちゃま・おばあちゃまでもOKです。楽しく練習する方法ご相談くださいね)

 

2)スタートが遅くても、「まだそんな曲」と親が言ったり、比べたりしないこと


保護者の方はお子さんを以前から習っている教室のお友達や、別の教室のお友達と比較されませんようにお願いします。
 

高学年スタートの生徒さんには、本人にどんな曲がやりたいかなどの希望を聞いて、初歩の段階からこどもっぽくない教本を選んだり、という工夫をしています。

 

3)生の演奏をたくさんききにいこう

ピアノの基本はクラシック音楽です。ポピュラーは派生したものなんです。

音楽を聴くご家庭というのは減っています。
ましてや、生の演奏を聴く機会というのは本当に少ないです。
コンサート
クラシックは、多少コツはいりますがまずは聴いて「こんな曲なんだふ~ん」という”知る”ところから始めて行けば良いと思います。

 

せっかくピアノを習うのなら、オーケストラや、オペラなど、最初はDVDでもBSの番組でも構いません。そこから、「生の演奏」を聞いてみてくださいね。

小学生なら、「聴く人のマナー」を身に付けることはできます。

発表会で自分の演奏以外はバタバタと出入りしたり、客席で3DSをやって顰蹙を買うことはなくなると思います。

 

 

4)目標は「スモールステップ」先生と一緒にちいさな目標を作ろう

 漠然と「ピアノ弾ければ」だけだと、目標を見失ってしまうこともありますね。

難しそうな曲を「やってみたい!」という意欲のある子もいますが、なかなかたどり着けないと「もういいや」となってしまいがち。

あこがれのあの曲にたどりつくための「スモールステップ」としての目標作りを大切にしています。

 

5)運動をする子こそ、ピアノを続けよう

 アスリートたちは案外、ピアノ経験のある方がいたり、音楽で集中力を高めたりされているようです。新体操やフィギュアスケートなど、音楽が密接に関わってくるスポーツもありますね。

 

サッカー
ピアノも脱力、瞬発力、平衡感覚など、運動能力的な部分は必要です。ピアノで養ったリズム感や集中して練習すること、先読みなどは、競技で役立つことも多いんです。
練習時間は長く取れないかもしれませんが、短くても毎日練習するのは、ストレッチや走り込みを毎日することと共通なんですよ。

 

 

6)楽しいだけじゃ物足りない!基礎はきっちり教えてくれる先生へ 

幼児よりも小学生スタートの生徒の方が、知的好奇心のある子が多い感じます。

「とにかく楽しく」だけでは結局、こどもたちの好きなアニメやJポップ、ゲーム音楽等を弾いても残念な感じになっちゃいます。

たとえ中断しなければならないことがあっても、大人になってからまたピアノを弾ける方を見ていると、「子どもの頃基礎をきちんと教えていただいた」方が多いように感じます。

 

7)最初から、「たくさん弾く」ことを当たり前にしておくこと!

初歩の曲は短いです。10秒で終わりみたいな曲が多い。

 

だから、1曲ずつのろのろ進むんじゃなくて、「この本は3ヶ月で終わってやるぜ!」という勢いでいたほうがいいし、それができるのが小学生スタートです。
時計
5秒で練習が終わることのないように。

それは、長い曲をするための下地を作ることでもあるし、「ピアノの練習なんてこんなもん」と舐めてかからないようにするための秘策でもあるのです。

8)ステージ経験をたくさんしよう!!

一人でステージに出て、一人で何かをする習い事…あんまりありませんよね。バレエはまず、群舞から。ソロなんてなかなか、なかなか。
日本舞踊はポピュラーな習い事じゃないし。

一人で挑むテニスのシングルスでも、対戦相手がいますね。

たった一人で挑む舞台。そこから、学校生活やほかの習い事ではなかなか学べないこと、経験できないことがあります。

「やりきった!」
という経験は、必ずお子さんの自信につながります。

 

9)平日を習い事で埋めないこと!

 この理由はお分かりでしょうか。
楽器の習い事というのは、家庭練習が必須です。それはピアノに限らず、同じ鍵盤楽器のエレクトーンでも、ヴァイオリンでも、フルートでも、歌だって同じなんです。

練習時間を取れないと上達が遅くなり、モチベーションは下がります。

また、単純にいろいろな習いごとをやりすぎて疲れてしまうということもありますね。

「習い事が多いので宿題を減らしてください」
「習い事で練習できませんでした」

無情な言い方ですが、それって練習が必要な楽器の習いごとをする準備ができていないということなんです。

その場にいってやるだけの子、家で復習する子、進歩に差は出てしまいますね。

 

10)習うなら長期的視点で。大人になったとき「趣味・ピアノ」といえるように

 「ピアノを趣味だと思えるようになってほしい」と、保護者の方は軽くおっしゃるいます。

その趣味というのが実はただ2~3年習ったりしただけでは行き着かない部分なのではないかな、と、私の知り合いの大人ピアノ愛好者の方を見ていると感じます。

「受験までの2~3年」それでは、ピアノを習ったよと大いばりで言うことはできません。

保護者様のフォローの仕方などもご相談ください。