ピアノコンクールを上手に使う方法

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

夏はピアノコンクールのシーズン。
ピティナコンペティション予選も進んでいます。

自宅の練習室やレッスン会場などでは案外上手く弾けている様に感じても、
ホールでエチュードを演奏するとなると、テンポの微妙な揺れや
ちょっとしたタッチの不揃いなどが明確に映し出さてしまう

リズムの正確、厳格な把握が求められ、言わば「ごまかし」の利かない演奏発表のまたとない機会。
素人耳には、自由曲など音楽性だけで綺麗に聴こえていることも多々あるのだろうが、専門家の耳にはそうはいかない。

エチュードと自由曲の仕上がり具合は、酷なようだが、ほとんどの場合が比例しています。
エチュードにおけるテクニックレベルが、自由曲の表現に反映されます。

私は生徒さんたちに「コンクールは使い切る。コンクールに使われない。」

コンクール参加の機会をいいモチベーションにして年に3回も4回もコンクールに参加、
というのもよいかな、という年代は、おおむね小学中学年までだとおもいます。

それ以上のレベルになったら自分の適性、ウィークポイントを自覚して実力をつける期間をもつ、地味な練習期間。

テクニックの見直し、楽譜の読み方の基本があるか、ソルフェージュ能力も問われるし、
アナリーゼしたり、曲の背景にも思いを馳せられるかなどの教養度も必要になります。

実力さえあれば、いつでもコンクール路線に乗ることは出来ます。

上級のコンクール参加は、あくまで実力ある者の修練の場であるべき。

コンクールから離れたらピアノが出来なくなるのではないか、という相談もよく受けるが、
もうそう思った瞬間に「コンクールつかわれている。」とおもいます。