こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ブルグミュラー25のやさしい練習曲。
やさしいというものの、やさしくない。
それまでと違って、グンと大人になり曲想記号がむやみと出てきます。
全部覚えるのよ!とは、言いませんが)曲想記号を理解して作曲家がこのように弾いて欲しい。
の意図を理解するお稽古をしましょう。
わたしがイタリア語がわかれば、音楽記号としてでなくなんとなく理解できるんでしょうが、
イタリア語なんてアルファベットもわからない。
最初の曲に出てくるdolceこれよく出てきますからね。覚えましょうね。
読みドルチェ、ハーゲンダッツのアイスクリームのことではありません。
ブルグミュラー先生が意図したのはやさしく、柔らかく弾いてね。
ということです。
ソミレドソミレドをドタバタとならないように、柔らかーく弾いていきましょう。
2番は超有名なアラベスク、ここで出てくるのはleggiero,読みはレジョーロ軽快に軽やかに。
なので最初のイ短調のⅠの和音Amからして手の形は固めて指の先で捕まえてすぐ放す。
ラシドシラは握ってパッと放すイメージで2拍子をよく意識しましょう。
3番dolce cantabileドルチェカンタービレ、ドルチェは1番といっしょ柔らかくやさしく、
カンタービレはのだめカンタービレで有名になりました。
歌うように、8分の6拍子のメロディーを歌うように弾いて左手の和音は丁寧にメロディーぶち壊しにしないように控えめにここでもやさしく弾きましょう。
4番は特になし、5番graziosoグラツィオーソ優雅に。
7番「清い流れ」シソレシソレの3連符を流れるように弾いて行く練習曲です。
ここの記号mormorendoモルモレンドね。
では意味はね。
楽語辞典というのがあるので、それで調べます。
今は、パソコンでもほとんど調べられます。
mormorendoの意味は囁くように。
ピアニッシモだしね。3連符がダダダ、ダダダにならないようにね。指先の細いところで弾いていくようにして、、。
高等技術です。