こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
3月も中旬。
いつもなら学校も 消化授業の時期ですが、
今年はコロナで休みがあった分、今もみっちりと授業の様子・・。
今中3のさゆみちゃんが以前、音楽の試験勉強をしていた時
いろいろ話しました。
教科書やプリントを見ると・・。

滝廉太郎の「花」
春のうららの隅田川~
のプリントの問題で、
「一番二番三番と旋律や音の強さが変わるのはなぜだと思いますか。」
と言う問題。
さゆみちゃんの答え
雰囲気を出すため。
まぁね、雰囲気は出すんだけど、どんな雰囲気?。
歌詞の内容に合った抑揚を表現するため、とか
隅田川の流れや景色の変化を表現するため
とかではなかったか?
ときくと
なんで作曲した本人でもないのに、そんなこと分かんのよ!
って。
って。
だから~、なぜだと思いますか。
思いますか、と書いてあるでしょう!
思いますか、と書いてあるでしょう!
まじめにちゃんと歌えば、歌詞も頭に入ってくるだろうし、
隅田川を見たことはなくても、情景が浮かびそうなもんですが。
隅田川を見たことはなくても、情景が浮かびそうなもんですが。
他にも、スメタナの組曲「我が祖国」の「モルダウ」なんかも同じように川の流れの変化を、
楽器の数で表現しています
源流から河口に向かって川幅や流れの勢いが変わる感じが出ています。
せっかく日本を代表する曲を習っているんだから、しっかり歌って感じとってほしいものです。
とはいうものの。
こういった問題は、読書感想文と同じで
本当に思ったこと を書こうとすると、うまくいかないものです。
問題出題者はどういう答えを書いてほしいのかな、と考えてみましょう。
(正しい方法ではなく、丸をもらうためのテクニックですね。)