こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
生徒さんきょうだいの、お母さんのピアノを調律しました。
調律師の中村さん 以前あいホールの調律もお願いしました。
2020年10月2日
一般のおうちではグランドピアノは珍しいですから、こういった風景を見ることもないのかなと思います。
屋根をあけて鍵盤を引き出し、いろいろ修理もします。
このピアノは前回の調律から少し間があいていること、
移動を経ていることから、鍵盤一つ分音程が下がっています。
調律師の仕事も大変です。
どちらかというと肉体労働ですが、慎重な作業や判断も求められます。
耳は悪いとできませんが、どちらかというと職人的な仕事ですね。
私たちピアニスト、リスナーは本来、調律師と深くかかわっています。
家で電子ピアノで練習している人も 発表会や学校のピアノは
必ず調律されています。
この秋、私は3台のグランドピアノの調律にかかわりました。
自宅のレッスン室、この池田さんのピアノ、そして
北海道大学の学生寮のピアノです。
北大のピアノは、気候と暖房の関係で
冬季は使用できません。
鍵盤が凍るそうです。
親元を離れて寮の仲間たちと勉学に励む(?)学生たちに
寒さで鍵盤が凍ってしまうその前の期間、調律された状態のいいピアノで
音楽に親しんでくれたら。
そんな思いで、協力しています。
リフレッシュして生まれ変わったピアノと
すっきりした気分で オータムコンサートへ。
仕上げの時期に入りました。