こんにちは。こんにちは。こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
人前での演奏がとても怖い、という悩みを抱えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
私も人前での演奏は緊張していました。
過去形なのは、今はしないからです。
しないというより、緊張できない。
緊張するほど集中していないのです。
演奏中に、ライトの位置が悪かったなあ、とか。
ちょうど時計が見えて、ずいぶん早く進行したなあ、とか。
演奏そのものには関係ないことを考えてしまいます。
なので、緊張できるというのはある意味、演奏に集中できるのだと思います。
当然、準備不足など、自分で原因がわかっていて失敗することも多々ありますし、満足の行く演奏というのはなかなかできません。
これは、プロの演奏者の方であっても実はそうらしいのです。
「怖い」原因はいろいろあるのではと思いますが、そのひとつは
それは「人前での演奏に対する、”経験値”が足りない」こと。
私はレッスンでもよく”経験値”という言葉を使います。
この場合の経験値とはつまり、ダイレクトに「人前で演奏をする機会を得ること」です。
まあ回数を重ねて言っても、ビビることはビビるんですが、でも、全く初めてのときとは心構えが違ってくると、経験上思います。
大変でも、発表会とお楽しみ会をを毎年設けている理由も、実は「とにかく出てみよう」というところにあります。
怖いのは自分だけだと思っている生徒さんもいるからです。
どんなことでも、初めてすること、って怖いんじゃないかな?
そういえば、たまたまですが、昨日のレッスンで生徒さんが言っていました。
失敗をおそれる気持ちは誰でもあると思います。
それは否定できません。
でもその「怖さ」が、経験不足から来るものなのであれば、迷いながらでもいいので、経験を積んでいったほうがいいと思います。