ピアノを習っていてよかったと思える大人に

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

小5のY君。

理解力はあるけれど、思ったところに手が置けないとか、頭で分かっていてもリズムが刻めない、など、3年くらい前はとても苦労していた生徒さんでした。

また、練習がほとんどできない、というのも悩みどころでした。

最近のY君は、少しずつですが、なるべく毎日練習しようとしているそうです。
これは、大きな進歩。

サッカー
多分クラシックにあんまり興味がない(興味があるクラシックは、まだ難しいから弾けない)だろうなと思って、このところリクエスト曲をやっておりますが、自分が知っている曲が弾ける、ということでモチベーションがまた上がってきました。

ありがたいのは、お母様がY君のペースを受け入れてくださっていること。

どうしても、周りの子、同じくらいに始めた子と比較してしまうお母様というのは多く、「伸びないから先生を変えようかしら」「うちの子は才能がない」と、見切りを早くつけてしまうという残念な結果になることも多々あるのです。

でも、伸び悩んでいた時も、Y君が「正直、練習は面倒」と思っていた頃も、お母様は「とにかく、レッスンだけでも通っていれば、少しは弾けるようになるから」と信じて、連れてきてくださっていました。

記号を覚えたりするのが得意で、音読みも少しずつできるようになってきてから、伸びてきました。

Y君のお母様が印象的なことをおっしゃっていました。

「少しでも、楽器が弾けるのってなんかいいじゃないですか。この子はそういう楽しみがある

。大人になってな~んにも、やれること、やりたいことがない、っていうよりもいいと思うんです。そういう”心のゆとり”のために、ピアノを習わせているんだな~って、思います」

ピアノのレッスンは「芸術」にふれるという意味でも大きな意味を持っている。

ハイペースで進む子、スローだけど確実にモノにしていく子。

どっちがいいというわけでもない。その子の性格、個性、いろいろなものが絡んでいます。

Y君がピアノを楽しめるように、どんな工夫をすればいいか、理解できず困っているとき、どんな声かけをするのか、練習の方法を一緒に考えたり。

 

彼はきっと、「ピアノを習って、ちょっとよかったな」って思ってくれる大人になってくれる、そう思います。