こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
このブログでもご紹介している藤拓広先生の記事からご紹介します。
ピアニストのウララササキさんがされた
ピアノ演奏には予測する力が必要だ、というお話
■ピアノで大切な「予測力」
ウララ先生は、スケールをとにかく
「スローモーション」で弾かせるそうです。
なぜなら、ピアノは「予測力」が大事だから。
たとえば、A-durの音階。
「ラシ♯ドレ…」の「♯ド」を弾く前に、
次に黒鍵が来るぞ…と予測をしているから、
スムーズに3の指が動いていくわけです。
逆に、その予測ができていないと、
うまく指が動かずにミスをする。
ウララ先生はF1(エフワン)のドライバーの
例えをされていました。
コースを予測していないと当然事故につながる、と。
だからこそ、ピアノも「予測力」が大事であり、
そのために必要なのが「意思」を持って弾くこと。
最初の指から、次の指、そして次の指…
それぞれの指が、どういう動きで、
どういう軌跡を描きながら弾いていくのかを、
打鍵と打鍵の「間(あいだ)」の動きまでを、
じっくり注視していく。
「スローモーション」で弾くのは、このためです。
脳と身体を一致させるためには、
限りなくゆっくり弾くことが有効。
速すぎると、意思がついていかないからですね。
ウララ先生は「太極拳のように」とおっしゃっていました。
■テクニックとは…
ウララ先生はおっしゃいます。
「テクニックとは、早く指を動かすことと言うより
コーディネート力である」と。
自分の10本の指は、いわば「10人の部下」。
その10人の部下に、命令を出して、
「指示通り」に動いてもらわなければならない。
この「指示通り」がとても重要で、
指示を出すほうも、出されたほうも、
しっかり「意思」を持って動く必要がある。
「コーディネート力」はそのために重要であり、
音階を太極拳のようにゆっくりさらうのも、
コーディネート力を高めるためだと。
ダンサーが指先まで神経を集中して、
自分の動きを確認しながら練習するのと同じように、
ピアノも、自分の動きを確認しながら
練習することで、指も頭も整ってくる。
■弾けないところも10秒で…
ラシ♯ドレ…」の「♯ド」を弾く前に、
次に黒鍵が来るぞ…と予測をしているから、
スムーズに3の指が動いていくわけです。
逆に、その予測ができていないと、
うまく指が動かずにミスをする。
ウララ先生はF1(エフワン)のドライバーの
例えをされていました。
コースを予測していないと当然事故につながる、と。
だからこそ、ピアノも「予測力」が大事であり、
そのために必要なのが「意思」を持って弾くこと。
最初の指から、次の指、そして次の指…
それぞれの指が、どういう動きで、
どういう軌跡を描きながら弾いていくのかを、
打鍵と打鍵の「間(あいだ)」の動きまでを、
じっくり注視していく。
「スローモーション」で弾くのは、このためです。
脳と身体を一致させるためには、
限りなくゆっくり弾くことが有効。
速すぎると、意思がついていかないからですね。
ウララ先生は「太極拳のように」とおっしゃっていました。
・・・いかがですか。
リズム練習でもそうですが どういう目的でするのか理解して弾くのが大切ですね。
ただの筋トレしたらもったいないです。
考えて弾くためにも 先生に気軽に質問できるような雰囲気も
大切だと思いました。