こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
梅雨らしいお天気が続きます。
印象としては、今年は気温が低い感じ。
ピアノやヴァイオリンのような 木材を主にできたアコースティック楽器には
梅雨の湿気は大敵。
木は水を吸ってふくらみます。
音程は下がり、ピアノの鍵盤が下がったままになったり。
どうすればいいか。
単純に湿度を下げるしかありません。
エアコンのドライ機能や除湿器で湿気を取る。
楽器の中に入れる乾燥剤は あまり効果がありません。
エアコンが普及する前の時代のものです。
そもそもピアノもヴァイオリンも ヨーロッパのもの。
乾燥した空気のなかで作られ演奏されてきました。
日本の高温多湿にはむいていません。
日本の楽器メーカーは、日本の気候にあった楽器を開発しつづけています。
音楽ホールにスタインウェイが普及しているのは
24時間温度湿度の管理ができるからです。
一般の家庭でも年2回はピアノの調律をお願いしたいです。
そのうち1回を梅雨にお願いすると
割と快適だと思います。
晴れた日にピアノのふたをあけて乾燥させるのもいいですね。
後はあきらめるというか
梅雨だから仕方ないなあという割り切りも必要かもしれません。
太鼓類は革がぶよぶよしてかなりひどいです。
タンバリンでさえボヨーンとした音になります。
お試しください。