コンデションが悪いときの練習法

こんにちは ゆめピアノ教室のいしごうおかです
月2回予約レッスンに来ている大人の生徒さん。
なんと、右手に湿布をしていらっしゃいました。
くら~~~い顔で、

「先生、右手、どうも腱鞘炎やっちゃったらしいです・・・」

重い荷物を右手で持ち上げて、あっ!!っていうことだそうな・・・。
ご本人、痛みとショックで、練習ができなかった様子。

プラン
「とにかく、左手は動くなら左手やってみましょうよ」

と、促しました。

ツェルニー30番、3番の左手は、タイミングがずれるときもあり、重音がバラけることもあり

「両手ばかりで合わせると、この曲は右手三連符に気を取られてしまうから、左手は案外雑になってしまうでしょ?」
と声をかけると、納得して頷いていらっしゃいました。

「右手リズムを口ずさみながら、左手を入れてみてください。

 左手に集中することで、音が雑になっていないかどうかわかりますからね」

ショパンのノクターン1番は、左手アルペジオのとき、1指(親指)がとてもきつく飛び出した音になってしまいました。
あまりにも主張しすぎる音だったため、Yさんにもわかったようです。

「うわ~、こんな音だったんですか」

しかも、最初からペダルを入れて練習をしてしまっていたので、音の出方がペダル任せになってしまい、かなりバラバラになっていたこと、拍子の意識が薄かったこともわかりました。

音は特に間違っていなかったので、両手ばかり、しかもペダルをばんばん踏んでいて全然気づいていなかった点です。

病状は通院して徐々に改善させるとして、左手は支障がないので、左手強化のいいチャンスですよ、とお話しました。

利き手ではない左手は、どうしても自分の意思通り動いてくれないとか、雑になってしまったりすることがあります。
片手練習の必要性は、実感しないとなかなか、取り掛かれません。
特に大人の方は「曲を早く弾けるようにしたい」という気持ちが先走ってしまう
結果あまり効果が上がらない練習になってしまうことも多いです。

気持ちはわかりますが、まず、「急がば回れ」。

私も闇雲に両手ばかり練習してしまっていた時期が長かったので、実感からお伝えしました。