使わなくなったピアノ どうしますか?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

過去の新聞記事をインターネットで見ていたら、こんなものが…。

 

お子さんが独立して出ていき、ピアノや電子オルガンが残っている、という場合の、2つの事例が掲載されていました。

1つめは、息子さんが使っていた電子オルガン。息子さんは海外勤務で持っていけないようで、近所の幼稚園で使っていただくことにした、というケース。

 

2つめは、ご実家にピアノが置いてあった50代の方のケース。

貰い手を探してクリーニングをしたものの、お金を出したお母様に猛反対され、結局ご実家にピアノを残されることになったというケース。

2つのケースを読んで、私は

「3つ目のケース」はないのかなと考えてしまったんです。

それは、ピアノを習っていたご本人がまたピアノを弾くこと。あるいは、家族の方がピアノをはじめる、という選択肢。

 

紙面の都合や、コラムの内容「モノを整理する」というテーマから外れるので、筆者の方はかかれなかったのだろうと思います。

ピアノ教師である私はこれを読んで「だったら、老後の手習いという手もあるのに・・・」ともやもやする気持ちを抑えられませんでした。

 

もちろん、強制するものではありません。

 

でも、仕事ではないところでお会いした年配の方(50代以上)が、

「ピアノ、憧れたのよねぇ。娘に習わせたけど2~3年でやめちゃって」

とか、

「弾けるならやってみたいけど、こんな年からじゃ無理じゃないですか」

とおっしゃるのをお聞きしたことがあるのです。

 

現実、今うちでレッスンしている70代の明美さんは、3つ目のケース。

お子さんにピアノを、と思っていたけれど、かなわなかった。

だからご自分が習い始めたのです。

 

潜在的に、ピアノを弾いてみたい、弾けるようになりたい方ってきっと多いと思います。

 

確かに、高齢になると飲み込みのスピードが遅くなるとか、白内障など視力の低下とか、聴覚が落ちるなどの変化はあります。

ありますが・・・「ぐんぐん伸びる、上達する」以外にも、大人の方のピアノは楽しみ方がある。そういうものも提供していきたいと思います。

高齢者の皆様は人生の先輩。「若い者には負けないぞ!」そんな元気で好奇心のある高齢者の皆様ともどんどん出会っていきたいと思います。