ピアノ演奏の仕上げはしっかり念入りに

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

レッスンで楽譜に

 

「しあげ」

 

と書く事があります。

写真はよしひろくん。仕上げはばっちり?

 

 

大体できているが、しっかりと技術を定着してほしいとき。

先生パートがある曲で、一人では弾けるけれど私と合わせるのは心もとないとき。

ポイントになっていることは出来ているけれど、本人が「これでマル~?」と感じているとき、こちらがちょっとつっこみたいときなどなど。

 

 

私が楽譜に「しあげ」と書いた曲を練習してきたのですが、ミスが続出してしまった、ということがレッスンで起こりました。

 

「今、どこをミスしたかわかる?」

と尋ねたら、「ここ」と楽譜のミスした箇所を指さしました。

ミスをした箇所については、把握できているようです。

 

「どうして今、ミスをしたのかな?」

と、尋ねてみたら「わからない」という返事。

 

仕方がないので、ミスをした箇所だけを取り出して弾いてもらうと、両手になった時の左手の伴奏が合わない。

 

左手だけやってもらうと、できているけれど危なっかしい、ということがわかりました。

 

更に、最初から片手ずつで弾いてもらったところ、片手づづはミスなしでできるのです。

 

お母様が

「ほら、だからもう少し練習しておいたら、って言ったでしょ?」

と言うと、生徒さんは膨れています。

 

そして、できない自分が悔しいようで泣き出しました。

 

どうやら、おうちではよく弾けていたので、「もうできちゃったもんね~」と油断して、のこり3日くらい練習しなかったらしいのです。

 

「1回完璧に弾けたから、もういつでも弾けちゃう」という気持ちになっていたようですね。

でも、油断は禁物。仕上がった状態から、3日も放置していたら忘れちゃいます。

 

 

どんなにいい仕上がりでも、そこで安心してよい状態を保つことをしなければ、本番で力はうまく出せない。

それは力がないということではなく、状態を保つということができていないこと。

 

低学年の生徒さんには頭で分かっていてもなかなか難しいことだったみたいですね。この痛い経験を、本人が活かせるようにしてあげたいな、と思います。