こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
うちの教室には、男性生徒さんが3分の1いらっしゃいます。
上達に男女差はない、男子たちの独創的な発想や、行動パターンは、実に面白い。
ちょうど水曜日は、男子ーずがレッスンに来ていたわけですが。
学年もピアノ経験も曲すら異なるのに、共通点があったので驚きました。
「仕上げが雑」
なのです…。
できなくて雑になるのではないところがポイント。
しかも、こだわるときはとことんこだわり、私がいい加減長くやってるから、
「もう大体できてるけど…どうする?」
と聞くと、納得できないと絶対マルでいいとは言わない彼ら。
そして、雑じゃない時もある。
例えば、どういった部分で雑になるかというと、「弾くことに夢中になってしまう」ようなのです。
中学生のAくんには、よく「落ち着け~落ち着け~」と言ってますが。
散々、「楽譜を細かく見て!」「指番号もチェックするのよ~」「そこに書いてある記号は?」と言っているにもかかわらず全部すっとばし。
もちろん悪意は全くない。ただ「うっかり」「やらかした」だけ…。
ちなみに男子にはあまりくどくど言わない方が効果的です。
たまに本人に丸投げします(^O^)
意図的にね。
楽譜に「じぶんで」
と書きこんで、全部自分でやってもらう。
あと、分析をしっかりやっておくことと、いいところをとことん持ち上げてやっていくのもポイントですね。
このポイントは男女にかかわらず、大切ではあるんですが、女の子は分析が苦手な子も多いです。
ほめ方も、女の子だと「音が綺麗になった」「素敵になった」など表現的な部分を
中心に褒めます。
男の子は「今の弾き方カッコイイ」とか「進歩した」という表現で褒めることが多いです。
男子は行動パターンが読めなくてええ~っていうこともありますが、面白いのは間違いないです。
私は男子のレッスンもはじめから苦にならず、ずっと指導をしてきましたが、男の子は苦手という先生も多いみたいですね。
私が苦手なのは 何も発しない子でしょうか・・。
今はそういう生徒さんはいないのですが、レッスンにきている何年間も、
声を聴いたことがない! という子がいました…。