昨日は、大手ピアノ教室から移ってこられた小学1年生の方の初レッスンをしました。
どこの街にもある有名音楽教室で半年習われていたので、
そのテキストをもとに、最初から1ページずつ弾いていただいて、丁寧に見ていきました。
指の形もよく、譜読みも完ぺきに右手のト音記号も
左手のヘ音記号もできていて、
音符の長さもしっかり理解されていたので、
気が付いたことを2、3言いました。
*弾く前に、クレ読み(音名を音程、リズムを
つけないでただ言う)すること
*拍子を数えて弾くこと
*音名を言いながら弾くこと
*出来るだけ、レガートでつなげて弾くこと
*速さを一定に保つこと
*弾いているところより楽譜の先を読んでとまらないこと
などなど・・・
この課程はもうすでに修了されていたので
すぐ、新しい教材をご紹介してもよかったのですが、
私は経験者の場合、その生徒さんが使われていたものを
一度弾いていただいてから、その習熟度を知り、
一番適した教材をお渡しするようにしております。
生徒さんの今までのレッスンでなかったものを
じっくり足して細やかなレッスンを心がけております。
お母様も大変お喜びになり、どうしても集団レッスンでは出来なかったことを
指導していただいてよかったです!と
嬉しいお言葉をいただけました。
初めてのレッスンは生徒さんもですが、
先生も緊張しますね!
これからよい信頼関係が出来そうで
とてもよかったです。