中学生になっても、ピアノを続ける方法

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

週末、小学校6年生のかほちゃんのお母さんからメールをいただきました。
4月から中学で、少し前にお母さんから「3月まででいったんレッスンを休んで、
部活など決まってもし再会するなら連絡します」といわれていましたが・・・

メールの内容
「中学に向けて今後ピアノをどうするか話合っています。

本人は全く辞めてしまうのは嫌な様です
ご迷惑でなければ4月から月に2回のレッスンを受けさせて頂けないでしょうか。

まだなんの部活に入り、日程が決めれずにいますが検討よろしくお願いします。

ピアノをやりたい気持ちがあるのが私には嬉しくてすぐにメールしてしまいました。
先生のおかげです、ありがとうございます。」

こちらこそ、うれしいメールありがとうございます
かほ
かほさん

小学校の高学年から、ピアノのレッスンを続けるのにはハードルがあります。

中学受験をする子は、レッスンを続けるのか。
中学に入学して、部活と両立できるのか。

これからも、毎日ピアノの練習をして、ピアノを頑張りたい、という子は
もちろん、どんどん進めてレッスンします。

そのころになると1オクターブも手が届き、弾ける曲が増えてきますしね。

受験準備や、部活で帰宅の遅い子には、
自宅での練習が少なくても、続けられるレッスンをします。

それまでたくさん教材を使っていたら、減らします。
レッスン中に一緒に譜読みをして、ゆっくり両手で弾けるところまでにします。

一番根気のいる作業はレッスン中にして、
家では、すぐ両手で弾ける、5分でも弾く、という形にします。

ご家族にもよくお話をして、
「家で練習できないからやめます」ということのないよう
理解していただいて…。

それでも、レッスンに来ていればピアノから離れてしまうことはないはず。
合唱コンクールの伴奏もできます。

幼児や小学校低学年で、たださぼって練習してこないというのはこまります、
必ず家で練習を(できれば毎日)してください、とお願いしています。

生徒さんの年齢、環境が変われば、ピアノとの付き合い方が変わっていくのは当然のこと。
試験前になると、かえって練習するという生徒さんもいます。
発散したいのでしょうね。

レッスンも、状況に合わせて工夫していきます。
かほちゃんも、やめないで長く続けましょうね。