成果が上がらない練習法  意地になって練習

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノの上達の個人差は、才能や努力ではない

大人のピアノレッスンにお役立ちの本を一つ

努力よりコツ!
ピアノがうまくなるにはわけがある

ピアノがうまくなるにはわけがある

「もっとも成果が上がらなく陥りがちなのが、意地になって練習することです」「練習は量よりも質」。

ピアノの上達の個人差は、才能や努力ではなく
練習の取り組み方によって生じるよる違いの方が大きいとし
努力家が損をしないような練習方法のヒントを示している本。

大人になってピアノを始めた人もしくは再開した人を対象としています。

・指の鍛錬は筋力をつけることではなく10指を均等に動くように修練すること
・譜面を眺めて曲を整理する
・パート練習を重視する
・弱い音で鳴らすことが表現力を鍛え、耳も鍛える

・フォルテは音量よりもイメージが大切
・「ながら感覚」によってバランスを保つようにする
・ブラインドタッチを習得すると、
 指が自然に正しい鍵盤の位置にいくので役に立つ
・リズムは拍感覚の上に成り立っているので
、多少テンポが揺れても拍感覚を失わないようにする

・速いパッセージは短く切って練習
・基礎を見直した方が結局は早道
・いつでも弾ける曲を持つ

・簡単で似たような譜面をたくさん見る
・譜読みに慣れると、目も耳も手も強化される
・ミスの原因を冷静に見つめると次につながる

生徒さんのレッスンにも役立ちますが、
私自身も、納得する部分が多くありました。

意地になって練習する・・・よくやってます。
先生から、「疲れると、練習したーって気になるでしょ」と
言われたこともあります。

じっくり読んで、生徒さんにもお勧めします

 

 

公一さんのレッスンをしました。

3か月ぶりくらいでしょうか…。
5月に数回レッスンしたきりになっていました。

介護施設で働く公一さん。
もともとは、職場で利用者さんたちのリクリエーションに役立てたい、と
ピアノのレッスンを始めました。

レッスンを進めるうちに、
「そう簡単に、きかせるような曲はできない」と実感。

今は、自分の趣味として
レッスンしています。

介護施設の仕事は24時間のシフト制。
自宅背の練習は、ヘッドホンを使って夜できても、
レッスンになかなか来られない。

それでも、弾きたい気持ちを持ち続けて、
「せっかくはじめたから」と
忘れたころに連絡が来ます。

ひとつずつ、レパートリーを増やしてほしいです。