しばらく練習してなくても弾けちゃう理由

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです

先日、りおちゃんのレッスンで
「学校の宿題が多くて、ドリルができませんでした。」
と申し出がありました。

生徒さんからこうやって率直に言ってくれるのは
うれしいことです。

それだけの関係が育っている、ということですからね。

生徒さんの気分も
先生から「あら、ドリルの宿題やってないね」と言われるより
ずっといいはず。

サマーコンサートの準備で、
だいたいのタイムスケジュールを組みます。

やり直しなしの一発勝負!なので
予定通りにはいかないのですが…。

休憩をどのタイミングで入れるか、
進行はゆっくりか速めか。

大まかに決めるために
それぞれの曲にかかる時間を計ります。

すでに仕上がって、寝かせてある連弾曲を
予告なしで弾いてもらいました。

家で練習していないので厳しいかな?

とにかく、時間をはかることはできました。
でも、仕上がった時のままひける子と、そうでない子が。

難易度がやさしい曲のほうが
スムーズです。

ただ、それだけではなく、
仕上がるまでに時間のかかった子のほうが
よく弾けていました。

今までの中ではえりちゃん。
えりちゃん
おもちゃのシンフォニーです。
曲の軽い感じがえりちゃんは好きで、
よく練習していました。

連弾では、
先生がメロディーを弾いて自分は両手で伴奏、という部分も。

なれない長いトリルも出てきます。

かなり苦労して、何度も合わせました。
その分だけしっかり定着したのでしょう。

レッスンしていると、
譜読みが速く仕上がるのも速いと、楽しいし気分もいいです。

中々仕上がらないと、本人も私もじりじりしてきます。

でも!

こうやって、練習しなくなってからも体に染みついているのを見ると、
時間がかかるのも、悪いことばかりではありません。

と、自分も反省しました。