譜読みの力がつく方法 カナをふらない

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

大人のレッスンを二つ。

久美子さんのレッスン。
初心者ですが、お持ちのふりがな付き楽譜で
「エリーゼのために」

やさしく編曲してあります。

よく練習してらして、なんとなくかたちになっています。
ただ、こまかくみていくと・・・

左手が入ってくるとき、
右手のメロディーが切れてしまいます。

ご自分では気づいてなかったけれど、
すぐに直せました。

後は、ミミ、ミミとオクターブを左手、右手と受け渡して
上がっていくところが、
楽譜を見ただけではわからなかったよう。

何度か演奏をお見せして
弾いていただきました。

カナ付き楽譜なら初心者でも名曲がひける

ピアノを始めたばかりで、読譜ができなくても
好きな曲が手軽にひける。

ふりがな付きの楽譜のよい所です。
エリーゼのために
エリーゼのためにを弾きたくても
楽譜をしっかり読んで弾くまでには
それなりに時間もかかるし、ステップを踏まなくてはいけません。

それが、仮名さえふってあれば、
弾きたいときに弾くことができます。

くららちゃんのレッスン。

保育専門を目指す高校3年生。
バイエルも、いよいよヘ音記号が入ってきました。

ホルンを吹いているので、
ト音記号は問題なく読めました。

さすがにリズム感もとても鍛えられています。

管楽器などでアンサンブルをすると、
リズムが悪いときれいにあいません。

日々の部活で、リズム感、拍子感が
磨かれたんですね。

今回から、バイエルにプラスして
子供の歌の弾き歌いを始めます。

実際の保育では、
ピアノを弾くのは、弾き歌いの場面がとても多いです。

1曲でもたくさんのうたを
覚えていきたいですね。

読譜力のためには、カナはふらないで

レッスン後の話で、
ホルンの後輩の話に。

音楽経験がなく入部する子もいて、
楽譜にかなを振っています。

中には、2年生なのにまだ楽譜が読めず、
カナを振っている生徒もいるそうです。

ずっと楽器を続けていくなら
譜読みは必須です。

ゆっくりゆっくりしか弾けなくても、
楽譜にかなは降らないほうが、読譜力が伸びます。