曲が豊かになる方法 フォルテを弾きわける

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

大人のレッスンをふたつしました。

友美さん。
バッハのハープシコード協奏曲第2楽章。

バロック期の特徴、ポリフォニーで、
左手が伴奏形になっていません。

それは特に苦になっていないようです。

ただ、第2楽章は緩徐楽章というように
ゆーっくり。

4分音符でもかなり長くのばさなくてはならず、
1と と数えないと、短くなってしまいます。

私もこれは不得意で、
先日も伴奏のあわせで何度も間違えました。

すごく速い動きを弾くのはたくさん練習すればできます。
ゆっくりのリズムは、気を付けて弾くしか方法がありません。

数えるとか、
ソおミいドお のように歌って弾くとか。

本格的なバッハは初めてですが、
「きらいじゃないです」とのこと。
バッハ
よかったです。

美和さんのレッスン。

サマーコンサートに、ということで
以前にやった、ショパンの速いワルツ。

ワルツの中で、華麗なる大円舞曲と並ぶ難曲です。

強弱はしっかりつけていますが、
弾き方を変えないと、フォルテが1種類で同じになっています。

打鍵のスピードを変えたり、
弾く角度を変えたり、いろいろなテクニックがあります。

曲の最後でバリっと終りたいのに、
柔らかい音になっていました。

和音を素早くつかみとる感じを習得して、
ガラッと変わりました。

小さい音に比べて、大きな音の弾き分けは
やりやすいと思います。

年々、サマーコンサートで弾かれる曲が
本格的になっていって楽しみです。