薄いピアノ教本で、たくさん達成感 ピアノが上達する理由

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

今日はりさちゃんとふぁなちゃんが、
新しい教本に進みました。

りさちゃんは、バーナム1が終わって2へ。
得意、不得意がはっきり分かれる
音階も、練習で弾きこなしました。

バーナムには、曲それぞれにタイトルがついています。

難問題、というのは、音階の上行、下降の組み合わせ。
レガートとスタッカートで1回ずつひきます。

指くぐりのタイミングが右手と左手でずれるので、
両手一緒に上がる、下がる音階は、すごく苦労する人もいます。

おとなの生徒さんには本当に難問題。

りさちゃんは今日、ピアノランドで半音階もひきました。
小さな指が白鍵と黒鍵を交互にひくのは、
マジックを見ているみたい。

ふぁなちゃんはバーナム導入編が終わって1巻に。
最後の曲を弾き終わって、
「まる!この本はおしまい!」となったとたん
「やったー」

と、すごく喜んでいました。

1冊終わるのが励みになっているのですね。
バーナムピアノテクニック
こういう様子を見ていると、
バーナムが1冊が薄く、それぞれの楽譜が違う色の表紙になっている理由が、
わかります。

以前は、ピアノの教則本といえばバイエルが主流で、
上巻下巻がそれぞれ赤、黄色の表紙でした。

大手音楽教室で、
バイエルが終了する標準期間は、
上巻で1年、下巻で2年としています。

「1冊終わったー」となるまで
こんなに長くかかるのは、ちょっと辛いかなと思います。

費用はちょっとかさみますが、
厚い本と、薄い本を単純に比較すると、
3年間で2000円くらい薄い本のほうが高いことになります。

2000円で3年間、何回も「上がったー」と
達成感を感じられるなら、
おうちの方に理解していただけると思います。