こまかい音を正確に弾く秘訣 亀有近くのピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

アルプス合唱団の練習伴奏に行きました。

混声四部合唱で、ヘンデルのメサイヤを中心に歌っています。
11月に本番があり、オーケストラと共演するそうです。

オーケストラ曲の合唱付きの場合、
普段からオーケストラ、合唱が一緒に練習はしません。

だいたい本番前の2・3回、合わせるだけです。

協奏曲も同じで、本番のソリストはオーケストラと
2・3回しか合わせません。

それまでは、練習用のソリストが演奏したり、
オーケストラの団員がソロを担当します。

アルプス合唱団は、複数の先生に指導を受けています。
先日の練習で、先生が注意なさったことが
ピアノも同じだと思いました。
合唱

速く歌うほうが、ゆっくりより簡単だ。

これは、16分音符などの速い動きの時、
はやくサーーっと弾いてしまうと、
転んだり音をひっかけても目立たないということ。

特に歌では、自分で音程を作ります
それがずれていてもテンポが速いと目立ちません。

ゆっくりにしてやってみると、音がずれているな、
リズムが乱れているなとわかります。

だからゆっくり練習しましょうということ。

速く歌うときのフレーズの取り方と、ゆっくりの時とはちがう。

歌の場合は特に、ゆっくり歌えば長いフレーズを一息に、は
息が続きません。
途中で息継ぎをします。

ピアノでも同じ、ゆっくりの時は、気持ちが一息ではいきません。

よく、「ゆっくり弾ければ速くも弾ける」といいます。
これは、テクニック的な面で、
転ばなくなるとか音を間違えないとかいうこと。

音楽面で、歌い方はインテンポもしないと
ゆっくりの時とは感じが違ってきます。

ゆっくり練習をしたら、
インテンポ(本来の速さ)で何回かうたってみる。

声楽の先生の指導は、楽器の方とは何となく違います。
まず声が素敵。声楽家ですから当たりまえですね。

バリトンの美声で「さんはい」といわれると、
ちょっとうっとりします。