自分の弾きたい曲を教材に 大人のレッスンが長続きするコツ

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

大人の体験レッスンをしました。

ゆきえさんは、すぐご近所の主婦さんです。

ピアノは全く初めてということなので、
まずはたくさん、鍵盤に触れていただきます。

白鍵を下から順番に1つずつ。

子どももやっている、
チョキチョキドレミ、グーグーファソラシで
二つの黒鍵、3つの黒鍵の塊を意識しながら、
鍵盤の並びを確認します。

入会してレッスンが始まってからもこれをします。
鍵盤の配置は横にずらっと並んでいるためか
ドから「ドレミファソラ」と数えて探す方が多いです。

そうではなくて、
黒鍵の並び順で、

黒2つの間はレ という風に、絵として
感覚的にみられるようになります。

ピアノは思っていたほど難しくない、と感じてほしい

大人のための教材を使って、
鐘が鳴る、など3曲、弾いてみました。

「老後のピアノ」の画像検索結果

楽譜は読めないので、
横に「線の音」の暗誦カードをおいて、
それを見ながら自分で読んでいただきました。

大人は、最初の音が例えばミと読めれば、
上に上がって並んでいたら「ミファソラ」と
すぐにわかります。

ここが子どもとの違いで、
子どもは「ミレドシ」と言ったりします。

上がる、下がるの感覚が、
音の並びと楽譜上と一致していないからですね。

数が50まで言えても、
5つあるものを「5」と認識できないのと同じです。

ゆきえさんの弾く音は、
ずっしりして響きのいい音です。

ご自分でも「いい音ですね」とおっしゃっていました。

レッスンをおえて、面談で、
「ジャンルを超えて、いろいろな曲が弾きたい」と言われました。

体験レッスン申し込みの電話をするのに、
勇気がいったとも。

思い切ってお電話くださりありがとうございます.

大人が新しいことを始めるのには、
本当に勇気がいります。

ピアノはすてきだけど、難しそう…

大人の生徒さんへのレッスンの目標に、

ピアノは、思っていたほど難しくない、

と感じてもらうことがあります。

順を追って練習すれば、ペースはゆっくりでも必ず弾けていきます。

一緒に頑張りましょう!!