バイオリンとピアノの伴奏合わせって、どういう感じ?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

日曜日、ピアノのレッスンはお休み。

ヴァイオリンを弾く少女との、伴奏合わせがありました。
10歳のKさん。
バイオリン
7月の下旬にある発表会で、
ブルッフのバイオリンコンチェルト第3楽章を弾きます。

ピアノとハープ、ギター以外のほとんどの楽器は、
自分で旋律と伴奏、両方を演奏できません。

無伴奏曲以外の演奏は、常に伴奏者が必要です。

バイオリンも、普段の練習やレッスンは一人で演奏しますが、
本番は伴奏者と合わせて演奏です。

Kさんも、発表会の伴奏ピアノストはほかにいるのですが、
ピアノと少しでも合わせて練習したいということで、伴奏をお引き受けしました。

さっそくまず1回、頭から合わせますが、
テンポが速い曲なのに、今一つ遅く、曲の感じが出ません。

2度目で、一応最後まで、一通り合わせてみました。
動画は、うちの生徒さんではないので、Kさんの顔は映していません。

思った通り、小学生が弾くには難曲で、
ピアノで言うと、モーツァルトのピアノコンチェルトのようなものでしょうか。

ピアノの感想からバイオリンが入るところを何度か合わせます。

わたしから、テンポが急に落ちるところ、ふりを大きくしてもらわないと
ピアノが入っていけないところをお話ししました。

テンポが落ちると、横でお母さんが手拍子をパンパン打ちます。
Kさんが「パンパンしないで」と怒っています。
ごくごく普通の、10歳の子とお母さんですね。

とてもよく練習なさっているのが分かりました。
楽譜は書き込みでいっぱいです。

終わってから「専門的な道に行くの?」ときくと
「ぜ~んぜんです」

お母様も、ホルンを吹いていたそうです。
Kさんも、趣味でこれくらい弾けたら、
オーケストラでも楽しく演奏できるだろうなと思いました。

久しぶりに楽しいアンサンブルでした。