集中力、達成感も養える 初心者のピアノ練習法

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

よしひろくんの2回目のレッスン。

プレピアノランド1の、「うー、わっ」
手をメガネのレンズの形から、わっと広げます。
脱力と力を入れる練習。

ミュージックデータの音楽に合わせてやると、よしひろくんはにっこり。
後ろで見ているお母さんにも笑いかけます。

この行動、初心者の子どもたちはよくします。
にっこり、は、その課題が面白い。

今回は、わっと手を開くところが、人を驚かせる「わっ」というのと
似てるからだと思います。

ピアノが面白い、と思ってるのを、お母さんにもわかってほしい

お母さんのほうを見るのは、「ね、面白いでしょ」と気持ちを
共有したいのかなと思っています。

それよ、よくあるのはうまく弾けないとき。
お母さんのほうを見ています。

お母さんに助けてほしいのでしょう。
「家でも随分練習してたんですけど」とか
「今週は運動会の準備で疲れて、あまりピアノの練習ができなくて」
とフォローしてくれることが多いです。

少し大きくなってきたら、自分で言えるようになってほしいと思います。
小学生の生徒さんたちは、少しずつ自分で言えるようになりました。

いつもお母さんの顔を見ていたえりちゃんも、
「片手だけしかできませんでした」など言っています。
多分、レッスンの前に「今日はこう言おう」と考えているのでしょう

よしひろくん、そのあとお散歩鍵盤をしました。
ピアノの左側に横向きに立ち、一番低い「ラ」から、
一番高い「ド」まですべての白い鍵盤を弾きます。
ピアノ譜読みプリント
左手の2,3の指で歩くようにして、「ラシドレミファソ」と弾きます。
私が向かい側で音階を書いたプリントを見せて指さしています。

すべての白鍵をお散歩することで、2,3の指の筋力が増します。
集中力、我慢強さ、達成感も養えます。

今日ははじからはじまで全部できました。
音がしっかり出ないので、それは今後の課題です。

毎日やっていれば、音も出るようになります。がんばってね。