間違ったピアノを、周囲の方が直さないでくださいね  ピアノ教室葛飾区

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

あやかちゃんのレッスン。
ピアノを始めた時は、年中さんだったあやかちゃん。
ゆっくり進めようかな、と思っていたら、ピアノランドの曲を
宿題のだいぶ先まで歌っていたり。

ピアノをひくあやかちゃん

そんな感じでどんどん進んで、今年からピアノランド3に入りました。
最初の曲「ピアノランドマーチ」は、軽快な曲
マーチですからね。足どり軽くないとね。

左手で「ド、ソ、ド、ソ、」とバスの音。
右手は「あーそびにき、て、き、て、ピーアノラ、ン、ドー」と
メロディーを歌います。

ところがあやかちゃん、音と指使いは正しいのですが、
はずみ方が左手につられてしまいます。

あっそびっにっきってっきってっピッアノラッンッド
となってしまいます。

右手だけで何度か。分担奏(あやかちゃんが右手、私が左手をひく)をして、
両手に再チャレンジ
でもやっぱりつられてしまいます。

仕方ないですよね。1週間、家でよく練習していた証拠です。
間違いが固まってしまってるのです。

毎日ピアノの練習したあやかちゃんはよく頑張りました
お母さんもよく頑張りました。
何がかというと、お母さんがあやかちゃんの間違いを直さず、
我慢してくださったこと。

私は、レッスンを始めて3か月たったら、お子さんが間違えて練習していても直さないでください、と
おうちの方にお願いしています。

自分で譜読みをする

ピアノレッスンで間違いを指摘されて気づく。正しい弾き方を習う

正しく弾く

この段階を踏まないと、自分で楽譜を読んで弾ける=音楽的自立は
できません。
どうせ正しいのを教えてくれるんだから、適当でいいや、となってしまいます
間違ったのをなおすのがこんなに大変だ、というのを体感し、慎重な譜読みにつながります

大人にとって、子どもが間違えてピアノをひいているのを
ほおっておくのは忍耐がいります。
でも、お子さんの音楽的自立のためにぜひ我慢してくださいね。

私も、固まってしまった間違いを直すように、全力でピアノレッスンします