苦痛にはならないけど難しい Aさんのバッハ 葛飾区ピアノ教室

今年最後のレッスンはA代の男性です。
実はAさん、このブログにほとんど出てきません。

生徒さんの声も書いていただいてないのです。

大きな体で、山男でもあるのですが、とってもシャイな方。
ごくごく短い世間話をするのに、レッスン開始から1年以上かかりました。
それまではひたすら、「こんにちは」でレッスン。「さよなら」で終了
そんな感じでした。

音楽が好きで、学生時代は合唱を、ピアノを始める前にフルートを2年習ってらしたそうです。
もう8年、頑張って通ってらっしゃいます。

今はバッハのインベンション2声13番を練習中です。
残念ながら、シャイな方でご自分の動画は撮らせて区tれませんのでピティナのものでご勘弁を…。

バッハ/2声のインヴェンション 第13番 イ短調/演奏:大導寺錬太郎

Aさん『やっぱりバッハ弾く方って、みんな暗譜してるんですか?』
私「そうですねえ…私は暗譜して弾くけれど・・・・以前、ほかの先生から移ってきた生徒さん、
楽譜をじーっくり見て弾いてましたねえ。先生から、初見が早くなるからバッハをやりなさいと言われたって。だけど、すごく苦痛だって
いってましたよ」
Aさん「自分は、苦痛にはならないけど難しいです」

そうなんですね。
もともとバッハがすきだったわけではなく、ピアノを習うようになって、
主よ人の望みよとか、メヌエットとか、何曲かやってみて好きになったとのこと。

趣味だから、あまり難しいものは避けて、と先生の側が決めつけるのは、よくないですね。
何か月かかっても、少しずつやっていきましょうね。