全体の音が聴こえるように 白鳥の湖連弾 葛飾区ピアノ教室から

ともみさん(大人)のレッスン

今回は、チャイコフスキーの『白鳥の湖』からワルツを、連弾で弾いています。
どんな曲か聴いてみたい方はこちらです。『白鳥の湖よりワルツ』(ピアノ連弾)

もともとは去年の発表会で弾いたらどうかな、と楽譜を用意していました。
レッスンの回数がとても足りなくて断念して、しばらく『見ないふり』をしていました。

でも、ピアノ連弾の練習をすると、ふだんはあまり練習しないテクニックが身に付きます
例えば、両手ともにメロディーを弾く『ユニゾン』

なれないことを練習して、ともみさんもなかなか苦戦していました。
いよいよ仕上げ。

ピアノ連弾は、二人で並んでピアノを弾きます。これは4手連弾。
中には3人で並んで5て連弾、6手連弾もあります。

ともみさんはファースト(高音部)私はセカンド(低音部)です。
ソロのピアノ曲と同じように、高音部がメロディ、低音部が伴奏を担当することも多いですが、
今回の白鳥の湖より『ワルツ』は、交代でメロディをひくように編曲されています。

ウンチャッチャッ、ウンチャッチャ、タ~ララ~ラ

と、急に伴奏からメロディに、役割が交代するのです。
この切り替わりのところで慌てふためいてしまうこと数回…

そしてワルツなので正しくは3拍子。それが突然4拍子にキレ~に代わってしまったり…。

それもどうにか直し、あの有名な白鳥の湖の雰囲気に弾けました。

「全体の音が聴こえるようになりましたか?」と質問してみました。
すると「最初は一緒に合わせると、先生の音ばかりが聴こえてきた。
それで、迫ってくるような感じがしていたけれど、今は両方の(4手の、ということですね)音が聴こえます」
ということでした。

そうだったのですね。曲が聴こえるようになってよかったです。
次はからはしばらくまたソロピアノの曲です。たのしみですね。