失敗するのがイヤ ピアノ体験レッスン

久しぶりの体験レッスン。
小学校5年生のマキちゃん

ピアノのレッスンをほかの教室で3か月前に始めました。
お友達が弾いているのを見て「私も弾けるようになりたい」
と思って始めたということです。

5年生だし、自分でお話ししてもらおうかな、と思って、
私から「今、何を困っているの?」と聞いてみました。

「今の先生にわからない」っていうことが言えないこと、
弾いていて間違えるのが嫌だ、と。

楽譜を見せてもらうと、始めて間もない割には
すごく順調に進んでいる感じ。1週間に3~4曲ずつマルをもらって進んでいます。

「じゃあ、今弾いている宿題を聞かせてね」
ということでひいてもらいます。
左手の伴奏系が変わるところで止まったり
流れの中で変化するときに、前の通りに弾いてしまう…という
誰でもするような「失敗」です

基本的な、いすの高さから説明。
指を黒い鍵盤に置いたときに
ひじから先が水平になるように、いすの高さは調整してね。

指の形は割ときれいで、正しいフォームで弾いています。

「間違えてしまうところは、その直前でストップして
時間をかけてゆっくり両手を準備してから進んでみよう」と
3回ほど、同じところを繰り返し。

じゃあ、楽譜通りに進めてみて、とやると、
正しくスムーズに弾けています。

「ね、この方法で何回かやると、失敗なく弾けると思うよ」

お家での練習の様子を聞くと、「週1回くらいかな…」というお答

!!!失敗してうまくいかないのは、練習の仕方をさっきみたいにして、
短い時間でも毎日練習すればうまくいくようになると思うよ。

にっこり。
わかってもらえたでしょうか…。

1週間に一度の練習で、あそこまで進めたのならすごく優秀。
途中で間違える、というのは、毎日ピアノに向かえばたちまち解決しそうです。
ゆめピアノ教室に来てもらえればとてもうれしいけれど、
そうでなくても、やめないでピアノを続けてほしいなあ…と心から思いました。